岩手のうんめぇ〜食財を探求する【岩手うんめぇ~団】盛岡駅に参上!盛岡駅前で"いわて純情娘"の温かい歓迎を受け、いざ!純情な食財を探しに向かう杉浦団長と吉岡副団長、桝谷副団長!撮影当日の雨予報に怯える団員達も、杉浦団長の太陽パワーですっかり晴天となり気持ちの良いスタートを切った。
まず我々が向かったのは、標高約1,000m地点にある、"いわて短角和牛"の放牧が行われている草原だ。本州で最も大きな面積を持つ岩手県。肉用牛の飼養頭数は、なんと東北1位(平成26年)!そんな岩手県の中でも、日本一の生産量を誇る品種が日本短角種。「いわて短角和牛」の名称で流通するその肉は、ヘルシーな赤身が特長だが、国内流通の牛肉のたった1%にも満たない貴重な品種なのだ。
牛の待つ草原に到着した杉浦団長たち。気持ちいい青空と清々しい山の空気を感じながらも、しっかりと虫除け対策の準備をする団長たち3名。足下に気をつけないとぐっちゃりいきそうだ。さてさて、どんな牛が見られるのか楽しみだ!
生産者の畠山利勝さん(54歳)に、お話を聞きに行く道中からいわて短角和牛たちの熱烈な歓迎パーティー。牛たちの間をぬけて、草原を進む。そうしてなんとかココの生産者である畠山さんと会うことができ、さっそく興味津々に牛のお話を聞き込む杉浦団長たち。ここは60ヘクタールもあり、オス牛が1頭に対して、メス牛が60頭もいるのだそうだ。オスが2頭以上いると、喧嘩をしてしまい怪我やストレスの原因となることもあるが、最も重要なのは産まれる子牛の血統をしっかり管理すること。なるほどこれが何世代にもわたって肉質を確かなものにして、美味しい短角和牛を育てるための工夫なのだ。
そしていよいよ、3人が待ちに待った、"いわて短角和牛"の試食タイム。「短角和牛は今まで食べた牛肉の中で一番おいしい。僕はこのお肉の味、好きだな」と吉岡シェフ。桝谷シェフも「このお肉なら、200枚は食べれる!」と大絶賛。太陽団長も「あっさりした赤身のお肉なのに、噛むとさっぱりした脂も出てきて、肉本来の味が味わえる」とコメント。塩だけのシンプルな味付けが、肉の旨味をグッと引き出すのだ!